国語ができるようになるために ①

国語が苦手な子、成績がイマイチな子の特長は、

 

① 語彙力が少ない。特にことばの意味を知らない

 

② 文章に書かれている内容の知識が不足している

 

③ 基本的な読み方(指示語、接続語のはたらき、段落構成など)に慣れていない

 

などが挙げられます。上の①③はなんとかなりますが、②は少々やっかいです。 

 

国語ができるようになるために ②

国語の問題文に書かれている内容の知識が少ないと、文章を丁寧に読んでもなかなか理解することはできません。国語は「難しい」となるわかです。そこで、読書をして知識を増やしましょうとなるのですが、低学年の場合は読書習慣がつき知識が増えていくかもしれませんが、高学年になってからだとなかなか大変だと思われます。ではどうやって様々な知識を得ていくのかというと、国語の問題集を利用して一般的情報や考え方などを効率よく蓄積するのがいいと思います。

国語の問題集の中の文章は、過去の入試問題をアレンジしたものが多く、そのほとんどが著名な作家の著書の一部で、さまざまな考え方、経験などがコンパクトに盛り込まれています。読書の時間や習慣のない子にとって国語の問題集を上手につかうことは、読解力をつけるための効果的な方法だと思われます。